Troubleshooting
レシート読み取りがうまくいかないときの撮影・確認・修正のコツ
レシート読み取りは、撮影条件だけでなく、長いレシートの切れ・文字の見え方・読み取り後の行結合など複数の段階でずれます。大切なのは「何度も撮る」だけでなく、どこで崩れたかを順に確認することです。
認識精度は保証しません。 TossReciについて再現可能なOCR/AI精度ベンチマークは今回確認できていません。「この撮り方なら必ず読める」ではなく、読み取り結果を確認して修正する前提で説明します。
Diagnosis
最初に6つの順番で切り分ける
- レシート全体が画像内に入っているか。
上端・下端・左右が切れていないか、長いレシートの途中が欠けていないか確認します。 - 人が見て文字を読める画像か。
大きなブレ、極端な傾き、白飛びや暗すぎる部分がないかを見ます。 - 余白が大きすぎず、文字が十分な大きさか。
レシートが画面のごく一部だけだと、文字情報が小さくなります。 - 読み取り結果の品目数をレシートと比べる。
品目が丸ごと抜けた、2行が1つにまとまった、金額列が別行へ入ったなどの崩れを探します。 - 修正できる箇所は直接直す。
1〜2品の誤りなら、再撮影より品目名・金額の修正の方が早い場合があります。 - 足りない品目は手動追加する。
繰り返し同じ行だけ認識されない場合は、手入力へ切り替えて会計全体を完成させます。
Capture
撮影時は「全体が入っていること」をまず優先
AppleのiPhone/iPad向け書類スキャン手順では、書類をカメラのファインダー内に収め、必要に応じて四隅の範囲を調整する方法が案内されています。Google Driveも領収書を含む書類のモバイルスキャン機能を案内しています。
- レシートの上から下までが画像内にある。
- 端が折れて文字や金額が隠れていない。
- カメラが極端に斜めになっていない。
- 文字を拡大したときに人が読める。
- 長いレシートは、アプリ側が1枚で扱える範囲かを確認する。
これらは一般的な撮影・確認の目安であり、特定の影や角度がTossReciの失敗原因だと断定するものではありません。
After recognition
読み取れた後の方が重要:品目を検算する
割り勘では、店名や合計金額だけ読めても不十分です。「誰が何を負担したか」を分けるには、品目名・金額・必要なら数量が意図した形で残っているかを確認します。
| 症状 | 確認 | 対応 |
|---|---|---|
| 品目が1つ足りない | 元レシートと行数を比較 | 不足品を手動追加 |
| 2品が1行にまとまった | 品目名と金額の対応 | 既存行を修正し、必要ならもう1品追加 |
| 金額が違う | 数字・税込表記・値引き行 | 正しい金額へ修正 |
| 何度撮っても崩れる | 同じ箇所か、全体か | 手入力に切り替えて先へ進む |
Network
TossReciのAI読み取りには通信が必要
現在の実装では、レシート画像をバックエンドへ送り、Firebase認証トークンを伴う通信でAI解析を行います。そのため、履歴など端末側に保存されるデータがあっても、AIレシート読み取りまで完全オフラインではありません。
通信できない状態でAI読み取りが進まない場合は、撮影の問題とネットワークの問題を分けて考えてください。
TossReci recovery
読み取り後に修正・手入力できることを前提にする
TossReciの現在の実装では、カメラ/アルバムから画像を取り込み、AI解析後の品目を修正・追加できます。「認識が一度で完璧なら使える」ではなく、必要な箇所を人が確認して完成させるワークフローとして使う方が現実的です。