Troubleshooting

レシート読み取りがうまくいかないときの撮影・確認・修正のコツ

レシート読み取りは、撮影条件だけでなく、長いレシートの切れ・文字の見え方・読み取り後の行結合など複数の段階でずれます。大切なのは「何度も撮る」だけでなく、どこで崩れたかを順に確認することです。

認識精度は保証しません。 TossReciについて再現可能なOCR/AI精度ベンチマークは今回確認できていません。「この撮り方なら必ず読める」ではなく、読み取り結果を確認して修正する前提で説明します。
Diagnosis

最初に6つの順番で切り分ける

  1. レシート全体が画像内に入っているか。
    上端・下端・左右が切れていないか、長いレシートの途中が欠けていないか確認します。
  2. 人が見て文字を読める画像か。
    大きなブレ、極端な傾き、白飛びや暗すぎる部分がないかを見ます。
  3. 余白が大きすぎず、文字が十分な大きさか。
    レシートが画面のごく一部だけだと、文字情報が小さくなります。
  4. 読み取り結果の品目数をレシートと比べる。
    品目が丸ごと抜けた、2行が1つにまとまった、金額列が別行へ入ったなどの崩れを探します。
  5. 修正できる箇所は直接直す。
    1〜2品の誤りなら、再撮影より品目名・金額の修正の方が早い場合があります。
  6. 足りない品目は手動追加する。
    繰り返し同じ行だけ認識されない場合は、手入力へ切り替えて会計全体を完成させます。
Capture

撮影時は「全体が入っていること」をまず優先

AppleのiPhone/iPad向け書類スキャン手順では、書類をカメラのファインダー内に収め、必要に応じて四隅の範囲を調整する方法が案内されています。Google Driveも領収書を含む書類のモバイルスキャン機能を案内しています。

  • レシートの上から下までが画像内にある。
  • 端が折れて文字や金額が隠れていない。
  • カメラが極端に斜めになっていない。
  • 文字を拡大したときに人が読める。
  • 長いレシートは、アプリ側が1枚で扱える範囲かを確認する。

これらは一般的な撮影・確認の目安であり、特定の影や角度がTossReciの失敗原因だと断定するものではありません。

After recognition

読み取れた後の方が重要:品目を検算する

割り勘では、店名や合計金額だけ読めても不十分です。「誰が何を負担したか」を分けるには、品目名・金額・必要なら数量が意図した形で残っているかを確認します。

症状確認対応
品目が1つ足りない元レシートと行数を比較不足品を手動追加
2品が1行にまとまった品目名と金額の対応既存行を修正し、必要ならもう1品追加
金額が違う数字・税込表記・値引き行正しい金額へ修正
何度撮っても崩れる同じ箇所か、全体か手入力に切り替えて先へ進む
Network

TossReciのAI読み取りには通信が必要

現在の実装では、レシート画像をバックエンドへ送り、Firebase認証トークンを伴う通信でAI解析を行います。そのため、履歴など端末側に保存されるデータがあっても、AIレシート読み取りまで完全オフラインではありません

通信できない状態でAI読み取りが進まない場合は、撮影の問題とネットワークの問題を分けて考えてください。
TossReci recovery

読み取り後に修正・手入力できることを前提にする

TossReciの現在の実装では、カメラ/アルバムから画像を取り込み、AI解析後の品目を修正・追加できます。「認識が一度で完璧なら使える」ではなく、必要な箇所を人が確認して完成させるワークフローとして使う方が現実的です。

一次情報の確認先